ボツリヌストキシン注射

ボツリヌストキシン注射の特徴

天然のタンパク質を含有した薬剤を注入

「ボツリヌストキシン注射」とは、ボツリヌス菌が作り出す天然のタンパク質の一種を含む筋弛緩作用のある注入剤を筋肉が緊張している部分に注入し、シワを軽減する治療です。 現在、日本では美容治療だけでなく、その特性を活かして医療の現場でも使用されています。また、フランスやドイツ、アメリカなどではシワ治療や若返り注射として人気の治療法です。 注入剤のなかでもアラガン社の「ボトックスビスタ」は国内で唯一厚生労働省に認定され、治療薬として使われるようになって既に20年以上の歴史があります。

“表情ジワ”の原因となる筋肉の収縮を抑制

顔にはさまざまな表情をつくりだす“表情筋”とよばれる筋肉があります。表情筋が動くとその上にある皮膚が波打ち、シワが生じます。若いときはこのシワはすぐに元にもどりますが、年齢を重ねるとシワが元に戻らず、徐々に深く刻まれてしまうのです。額や眉間のシワ、目じりにできるカラスの足跡、顎周辺にできる梅干しシワなどがそれにあたり、“表情ジワ”と呼ばれます。 「ボツリヌストキシン注射」は筋肉の収縮を抑制し、リラックスさせる作用があるため、シワに直接注射することで筋肉の動きを止め、目立たなくします。 そのため、顔の筋肉を使って表情を作った時にできる“表情ジワ”に有効です。

安全性が高い

ボツリヌス菌は毒性が強いことで知られていますが、治療で使われる注入液の中にはボツリヌス菌そのものが入っているわけではなく、液体で薄めたものを使用しています。 注入剤によりアレルギー反応が起こることは少ないとされており安全性の高い施術ですが、なかには施術を受けられない方もいらっしゃいます。不安に思われる方は、一度医師にご相談ください。

効果の継続期間が長い

「ボツリヌストキシン注射」は治療をしてから3～7日で効果を感じられ、その後も3カ月〜4カ月は持続します。 施術部位や体質にもよりますが、時間の経過とともに元に戻ります。この場合、再度注入すれば同様の効果を得ることができます。

ボツリヌストキシン注射の効果

シワの改善

ボツリヌストキシン注射は、笑ったり顔をしかめたりしたときにできる表情ジワの治療に有効です。

この他にも表情を作った時にできるシワでお悩みの際はクリニックにご相談ください。 コラーゲンが十分な若い時期は肌の弾力があるためシワは元に戻りますが、年齢とともに肌の弾力が失われシワが少しずつ深くなり目立つようになります。 シワが深くなると量や回数が増えるため、早めに治療するのがおすすめです。

エラ張りの改善

エラ張りとは、噛みしめた時に動く咬筋が発達し、顔が大きく見えてしまう状態を指します。 ボツリヌストキシンを注射することで咬筋が細くなっていくため、メスなどを使わずに小顔にすることができます。 ただ、効果を感じられるのは3～4週間後と通常より少し遅めです。 また、3～4ヶ月間隔での治療継続をオススメします。

多汗症の改善

ボツリヌストキシン注射は多汗症に対しても有効です。 汗は暑いと感じたら脳から汗を出すように信号を送り、汗腺が刺激されることで汗が出始めます。しかしボツリヌストキシンを注入することで、送られてくる信号をタンパク質がブロックしてくれるので、汗腺は刺激されずに汗を抑えることができます。 概ね効果は3ヶ月程度ですが、個人差があります。

肩こりの改善

肩こりは首の付根から背中に存在する僧帽筋群が過緊張することで引き起こされます。 そこにボツリヌストキシン注射をすることで、肩こりの改善を期待することができます。

ボツリヌストキシン注射のよくある質問

ボツリヌストキシン注射の注入量目安と料金

JUNO for WOMENでのボツリヌストキシン注射の料金は以下の通りです。
価格は全て税込です。

ボツリヌストキシン（ボトックス）注入法