ヒゲ脱毛は痛い?部位別の痛みレベルや軽減方法&経験者100人の口コミ調査の結果も紹介!
全身の中でもヒゲは脱毛施術時に痛みを感じやすい部位のひとつです。
「ゴムを弾いたような痛み」「細い針を刺されているような痛み」を感じる人もいるといわれています。
そこで今回は、ヒゲ脱毛の経験者100人に「ヒゲ脱毛の痛み」についてアンケート調査を実施しました。
さらに、
- 痛みを感じる理由
- 痛みを抑える方法
痛みに配慮しているクリニックを探している人は以下の記事も参考にしてください。
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ヒゲ脱毛の実際の痛みはどれくらい?100人に口コミ調査!
編集部は、ヒゲ脱毛を受けたことのある男性100人にヒゲ脱毛の痛みについて調査を行いました。
調査データ
調査対象:ヒゲ脱毛を受けたことのある男性100名
調査内容:ヒゲ脱毛の痛みについて
調査時期:2023年12月
調査方法:インターネット調査
調査の結果、100人中9割以上の人が痛みを感じており、「かなり痛いが我慢はできる(38%)」と答えた人が最も多くなりました。
「かなり痛いという訳ではないが、多少の痛みは感じる(32%)」「チクチクする程度(25%)」が続きました。
もう少し詳しく見ていきましょう。
ヒゲ脱毛の痛みは麻酔なしでも我慢できる程度
今回の調査では、6割(63%)の人が麻酔を使わずにヒゲ脱毛の施術を受けたと回答しました。
麻酔を使用しなかった人に限っても傾向は変わらず「かなり痛いが我慢はできる(40%)」「かなり痛いというわけではないが多少の痛みは感じる(33%)」「チクチクする程度(25%)」の順に多くなりました。
「我慢できないくらい痛い」と答えた人はわずか1人。
基本的には麻酔なしでも耐えられる痛みと考えてよさそうです。
ゴムで弾いたような痛みが回数を重ねると軽減される
ヒゲ脱毛の具体的な痛みについて聞いてみたところ、「ゴムで弾いたような痛み」と例える人が目立ちました。
▼ヒゲ脱毛経験者の口コミ我慢は出来なくないのですが、痛みに弱い僕は少し声が漏れる程度の痛みです。
二日酔い、寝不足の時は多少痛みが増しているように感じました。
また、施術回数を重ねるほどに痛みが減っていくという人もいました。
今回コメントを寄せてくださった2名の方は、4回目くらいから痛くなくなってきたようです。
▼ヒゲ脱毛経験者の口コミ回数を重ねていくごとに施術の際の痛みは減っていきました。
1回目の施術で痛みに耐えられなかったら麻酔をお願いしようと考えていましたが個人的には我慢出来る痛みだったので結局麻酔無しでコース回数を終了しました。
ちなみに痛みを感じたのは3回目の施術までで4回目以降は痛みという痛みは特に感じませんでした。
ヒゲ脱毛の必要回数について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ヒゲ脱毛で特に痛い部位はどこ?痛みを感じやすい人の特徴や施術方法による違い
ヒゲ脱毛の痛みの感じ方には個人差があり、部位や施術方法によっても異なります。
特に鼻下は痛みを感じやすい
ヒゲ脱毛と一口に言っても、いくつかの部位に分けられ、それぞれ痛みの感じやすさが異なります。
中でも、ヒゲ脱毛で一番痛みを感じやすい部位は、鼻下だといわれています。
鼻の下は皮膚が薄く、多くの神経が通っているうえ、毛が密集しているためです。
以下、ヒゲ脱毛の部位6ヶ所と、それぞれ痛みのレベルを5段階で評価したので参考にしてください。
部位 | 痛みのレベル | 備考 |
---|---|---|
鼻下 | ★★★★ | 皮膚が薄く神経が多いため強い痛みを感じやすい |
あご | ★★★ | 毛が太くて濃いため痛みを感じやすい |
あご下 | ★★★ | 毛が太くて濃いため痛みを感じやすい |
ほほ | ★★ | 毛が密集していないため痛みが少ない |
もみあげ | ★★★〜★★★★ | 骨に近いため痛みを感じやすい |
首 | ★★〜★★★ | 毛は密集していないが皮膚が薄く痛みを感じやすい |
ヒゲが濃い人や乾燥肌の人は痛みを感じやすい
ヒゲ脱毛の痛みは、人によって感じ方が異なります。
ヒゲ脱毛で痛みを感じやすいのは、以下に当てはまる人です。
- もともと痛みに敏感
- ヒゲが濃い
- 乾燥肌・敏感肌
- 肌のトーンが暗い
医療レーザー脱毛のほうが痛みを感じやすい
人によって感じ方が異なるヒゲ脱毛の痛みは、脱毛方法によっても変わってきます。
ヒゲ脱毛の主な選択肢として、医療レーザー脱毛またはエステ脱毛(光脱毛、美容脱毛)があります。
エステ脱毛よりも医療レーザー脱毛のほうが、より痛みを感じやすいでしょう。
医療脱毛では、高出力のレーザーを毛の黒い色に反応させ、発生した熱で毛を生やす組織を破壊します。
長期的な効果を望める反面、発生する熱が大きくなるため、痛みも強くなります。
一方、エステ脱毛は、一時的に毛を生えにくくすることが目的です。
医療レーザー脱毛と仕組みは同じですが、毛を生やす組織を破壊しない範囲で照射するため、比較的痛みは弱いといえるでしょう。
医療脱毛 | エステ脱毛 | |
---|---|---|
脱毛方法 | 主に医療レーザー脱毛 | 主に光脱毛 |
期待できる効果 | 永久減毛 | 一時的な抑毛・減毛 |
痛み | 強い | 弱い |
麻酔の使用 | 可 | 不可 |
ヒゲ脱毛が痛いのはなぜ?痛みが発生する理由を解説
ヒゲ脱毛で痛みを感じる人が多いのは、次の3つの理由によります。
- 顔は特に皮膚が薄い
- ヒゲは太く黒い毛が多い
- 顔には多くの神経が通っている
それぞれ詳しく解説します。
1. 顔は特に皮膚が薄い
ヒゲ脱毛が痛みを感じやすい理由は、顔の皮膚が特に薄いためです。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層から構成され、痛覚などを感じるセンサーは真皮に存在します。
皮膚の厚さは約2mmとされていますが、顔はさらに薄い約1.7mm程度です。
そのため、顔の皮膚は刺激に敏感で、痛みを感じやすくなります。
2. ヒゲは太く黒い毛が多い
ヒゲ脱毛が痛みを感じやすい理由に、ヒゲが黒くて太い毛であることが挙げられます。
ヒゲ脱毛では、黒い毛のメラニン色素に反応してレーザーが反応し、熱を発生させます。
メラニン色素は太い毛ほど多く含まれるため、照射時により多くの熱を発生し、痛みも強くなると考えられます。
3. 顔には多くの神経が通っている
ヒゲ脱毛で痛みを感じやすい理由には、顔に多くの神経が通っていることも挙げられます。
特に、頬や鼻下、顎の辺りに分布する三叉神経(さんさしんけい)は、痛みや温度といった顔の感覚をつかさどっています。
三叉神経は、こうした外部からの刺激を直接脳に伝えるため、ヒゲ脱毛の痛みにも敏感になると考えられるでしょう。
ヒゲ脱毛の痛みを抑える方法6選
ヒゲ脱毛の痛みを抑えるポイントは、以下の6点です。
- 脱毛中は保湿を行い乾燥を防ぐ
- 脱毛前後に血行を促す行動を避ける
- 脱毛前後は飲酒を避ける
- 日焼け対策を行う
- カミソリよりも電気シェーバーを使う
- 麻酔ありの医療脱毛を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 脱毛中は保湿を行い乾燥を防ぐ
脱毛に通っている間は、ローションや乳液などを使ってしっかりスキンケアを行うことで、施術時の痛みをやわらげる効果が期待できます。
肌が乾燥していると肌のバリア機能が低下し、刺激による痛みを感じやすくなる可能性があります。
また、肌が乾燥していると痛みが強く出る傾向にあるため、出力を上げられず、十分な脱毛効果が得られないことも考えられます。
ヒゲ脱毛の施術の痛みを軽減するだけでなく、効果を得るためにも保湿はしっかり行いましょう。
2. 脱毛前後に血行を促す行動を避ける
脱毛前後は、運動や入浴など血行を良くする行動は避けた方がよいでしょう。
体温が上がった状態でヒゲ脱毛の施術を受けると、痛みを感じやすくなるほか、脱毛後の赤みやかゆみが長引くリスクがあります。
また、運動によって汗をかくと雑菌が繁殖しやすく、炎症を起こすリスクも高くなるため、注意が必要です。
3. 脱毛前後は飲酒を避ける
ヒゲ脱毛の痛みを抑えるためには、施術前後の飲酒を避けることも大切です。
お酒の利尿作用によって体内の水分量が減少し、肌が乾燥しやすくなります。
皮膚が乾燥していると痛みを感じやすくなるだけでなく、赤みやかゆみなどのトラブルにもつながりかねません。
4. 日焼け対策を行う
日焼けをした状態の肌にヒゲ脱毛の施術を行うと、痛みを強く感じやすくなるだけでなく、脱毛効果が下がるリスクがあります。
日焼けをした肌のメラニン色素にもレーザーや光が反応してしまうためです。
通常どおりに照射すると火傷(やけど)の可能性があるので、出力を下げて照射しますが、そうすると脱毛効果は下がってしまいます。
特に顔は日光を浴びやすい部位なので、脱毛をしている間は、帽子や日焼け止めクリームを組み合わせてしっかり紫外線対策を行うことが大切です。
5. カミソリよりも電気シェーバーを使う
ヒゲ脱毛の痛みを軽減するために、施術前後のヒゲ剃りにはカミソリではなく電気シェーバーを使うようにしましょう。
カミソリによるヒゲ剃りは、肌の表面も削り、皮膚がダメージを受けたり傷がついたりする可能性があります。
ダメージを受けた皮膚は、レーザーや光の照射によって痛みを感じやすくなるだけでなく、場合によっては施術が受けられないケースもあるため注意が必要です。
6. 麻酔ありの医療脱毛を選ぶ
ヒゲ脱毛の施術による痛みを抑えたい人は、麻酔が使える医療脱毛を選ぶのも1つの方法です。
脱毛サロンは痛みを感じにくいものの、痛みを感じた場合に麻酔を使うことはできません。
医療脱毛のヒゲ脱毛で使える麻酔の種類は、麻酔クリームや笑気麻酔です。
麻酔クリームは、レーザーを照射する部位の皮膚に直接塗布し、施術の痛みを和らげる効果があります。
一方、笑気麻酔(ガス麻酔)は、器械で吸入して使用するタイプの麻酔です。
吸入すると5〜10分程度でリラックスした状態になり、痛みを感じにくくなります。
麻酔の費用はクリニックによって異なるため、無料カウンセリングで確認するとよいでしょう。
ヒゲ脱毛にかかる総額費用を抑えるコツについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
ヒゲ脱毛の痛みに関するよくある質問
ヒゲ脱毛の痛みに関する以下4つの質問にお答えします。
- ヒゲ脱毛は痛みがあるほど効果があるの?
- ヒゲ脱毛は回数を重ねるごとに痛みが軽減するって本当?
- ヒゲ脱毛の施術後の痛みはどのくらい続く?
- ヒゲ脱毛で痛み以外に注意すべきデメリットは?
それぞれ見ていきましょう。
ヒゲ脱毛は痛みがあるほど効果があるの?
ヒゲ脱毛の痛みには個人差や施術部位によって違いがあるため、脱毛効果との関係性はないといえるでしょう。
また、毛量などによっても脱毛効果を感じるまでには個人差があります。
ヒゲ脱毛は回数を重ねるごとに痛みが軽減するって本当?
ヒゲ脱毛では、施術回数を重ねるごとに痛みは軽減する傾向にあります。
脱毛を初めて間もない頃は毛量も多く、レーザーや光が反応しやすいため、痛みを感じるケースは少なくありません。
しかし、回数を重ねると毛量が減るとともに、新たに生えてくる毛が細くなります。
また、施術時の痛みにも慣れていく人が多いといわれています。
そのため、照射時の痛みも軽減するでしょう。
ヒゲ脱毛の施術後の痛みはどのくらい続く?
ヒゲ脱毛後の痛みは、施術内容や個人の皮膚の状態によって異なりますが、数日以内に自然に軽減するのが一般的です。
ヒゲ脱毛後の痛みや赤みなどが長く続いたり、腫れが引かなかったりする場合は、施術を受けたサロンやクリニックに連絡し、異常なのか想定範囲なのかを確認してもらいましょう。
ヒゲ脱毛で痛み以外に注意すべきデメリットは?
ヒゲ脱毛には、施術時の痛みのほか、以下のようなデメリットも存在します。
- 脱毛完了までに時間・費用がかかる
- 施術後に肌トラブルが起こるリスクがある
- 後でヒゲを生やしたくなっても元に戻せない
ヒゲ脱毛のデメリットや後悔を防ぐポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。
ヒゲ脱毛の痛みについてのまとめ
今回は、ヒゲ脱毛の痛みについて解説しました。
ヒゲ脱毛は痛みを感じやすい部位ではありますが、我慢できないほどの痛みになるケースは少ないでしょう。
ヒゲ脱毛の施術前後は保湿や日焼け止めをしっかり行い、血行を促す運動やアルコール摂取を控えるなど、痛みを抑えるための対策が大切です。
心配な場合は、麻酔クリームや笑気麻酔を使用できるメンズ医療脱毛クリニックの利用を検討するとよいでしょう。
編集部おすすめのヒゲ脱毛クリニックは以下の記事でご紹介しています。
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良くゴムパッチンした痛みと言いますが、それの弱いバージョンと思えば良いでしょう。
これは個人差があり、耐えられないと感じる人もいますが、私は余程の痛さを想像していたのが良かったのかもしれません。