髭剃りの肌荒れの治し方は?原因から対策まで詳しく解説
「髭剃りをする度に肌荒れしてしまう」「髭剃りで肌荒れしたときにはどうしたらいい?」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
赤みやヒリヒリとした痛み、かゆみなど、髭剃りによる肌荒れの症状は、人によってさまざまです。
しかし、適切なケアを行えば、肌荒れを長引かせずに肌を整えることが可能です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。
- この記事でわかること
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- 髭剃りで肌荒れする原因
- 髭剃りによる肌荒れの治し方
- 肌荒れしにくい髭剃りの方法
- 肌荒れを繰り返さないための対策
- ※本記事は2024年11月時点の情報をもとにまとめています。
- ※記事内の金額は税込の表示となります。
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髭剃りで肌荒れする原因
髭剃りで肌荒れする原因は、カミソリによって肌表面の角質層が傷つくためです。
髭剃りをする際、カミソリの刃が肌に当たると、角質層の一部も一緒に剥がれてしまいます。
角質層には、肌のバリア機能があるため、髭剃りによって角質層が傷つくと、外部からの刺激に対する抵抗力が低下します。
その結果、赤み・かゆみ・ヒリヒリとした痛みなど、カミソリ負けと呼ばれる肌荒れが発生してしまうのです。
髭剃り後にできるニキビのような赤い発疹は、毛嚢炎の一種である「尋常性毛瘡」(じんじょうせいもうそう)の可能性があります。
尋常性毛瘡は、カミソリで傷ついた皮膚に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの細菌が入り込み、炎症を引き起こした状態です。
髭剃り後の肌荒れの治し方
髭剃り後に肌荒れを起こした場合、状態に応じて適切な対処が必要になります。
具体的な対処法は、以下の通りです。
- 髭剃り後の肌荒れの対処法
-
- 冷やす
- 保湿する
- 髭剃りを控える
- 皮膚科を受診する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
冷やす
肌荒れでヒリヒリとした熱を持っている感じがする、またはかゆみがある、といった場合は、清潔なタオルやハンカチで包んだ保冷剤を、15分程度肌に当てるとよいでしょう。
保冷剤では硬くて肌に密着しづらい場合は、氷を入れたポリ袋をタオルやハンカチで包むのも効果的です。
冷やすことで炎症が抑えられ、肌荒れを起こしている部位の腫れや赤みを軽減できます。
ただし、長時間にわたって冷やし続けると肌荒れ部分の血流が悪くなり、症状の改善が遅くなる可能性があるため注意しましょう。
保湿する
髭剃り後に肌荒れを起こしている場合は、洗顔や入浴後、ローションやクリームでしっかりと保湿を行うことが大切です。
肌荒れは肌のバリア機能が低下した状態であるため、水分と油分を適切に補ってあげる必要があります。
肌荒れを起こしている肌は刺激に敏感になっているため、ローションやクリームを塗る際は強くこすらず、優しく肌になじませるように塗ることが大切です。
ローションなどの保湿剤は、塗り残しやムラがないように、まんべんなく塗りましょう。
- 肌荒れ中はワセリンもおすすめ
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肌荒れやカミソリ負けを起こしている場合は、敏感肌用の製品やワセリンなどの使用をおすすめします。
特に、ワセリンは薬局やドラッグストアなどで手軽に入手できる保湿剤で、不純物をほとんど含んでいません。
ワセリンは肌への刺激が少なく、高い保湿力も期待できるため、敏感肌の人に適しています。
髭剃りを控える
肌荒れやカミソリ負けの症状が出ている場合、可能な限り、髭剃りを控えましょう。
すでに肌が傷ついて、炎症を起こしている状態にもかかわらず髭剃りを繰り返すと、さらに症状が悪化する可能性があります。
とはいえ、仕事やプライベートな理由などで、どうしても髭を剃らなければならないケースがあるかもしれません。
その場合、1日おきに髭を剃る、休日だけ髭剃りを休むなど、髭剃りの回数を減らすのもひとつの方法です。
髭剃りの回数を少なくすることで、ダメージを受けた角質層の回復につながるでしょう。
皮膚科を受診する
保湿ケアを行う、髭剃りを控えるなどのセルフケアを行っても改善しなかったり、悪化したりする場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
肌荒れを放置すると症状が悪化し、回復が遅くなるリスクがあるため注意が必要です。
特に、赤いブツブツができて膿を持っている場合や、次第に悪化してきている場合は「毛嚢炎(毛包炎)」(もうのうえん)を発症している可能性があります。
その場合、毛嚢炎の原因となる細菌に応じて、内服薬や外用薬の処方、排膿(切開して膿を出す)など、専門的な治療が必要となるケースもゼロではありません。
肌が荒れている場合は自己判断をせず、医師による正確な診断と適切な処方を受けることで、早期の肌荒れ改善が期待できるでしょう。
肌荒れしにくい髭剃りの方法
肌荒れを防ぐためには、正しい方法で髭剃りを行うことが大切です。
以下は、カミソリを使った基本的な髭剃りの方法です。
- 髭剃りの流れ
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- 1.ぬるま湯で洗顔する
- 2.蒸しタオルで髭や肌を温める
- 3.シェービング剤をまんべんなく塗る
- 4.毛の流れに沿って剃る
- 5.シェービング剤と髭を洗い流す
- 6.ローションやクリームで保湿する
自己流になりがちな髭剃りを見直し、肌荒れを未然に防いでいきましょう。
1.ぬるま湯で洗顔する
髭剃りを行う前には、ぬるま湯で洗顔することがポイントです。
朝、髭剃りを行う場合、就寝中に分泌された皮脂や汗、チリやホコリなどの汚れが肌に付着している状態です。
汚れを洗顔で取り除くことで、細菌の侵入や感染のリスクを軽減する効果が期待できます。
また、ぬるま湯で洗顔すると髭が水分を含んで柔らかくなり、毛穴も開きやすくなります。
その結果、カミソリが髭をとらえやすくなり、スムーズな剃り心地が得られるでしょう。
2.蒸しタオルで髭や肌を温める
余裕があれば、蒸しタオルで髭や肌を温めるワンステップを挟むのがおすすめです。
硬い髭はカミソリの刃に引っかかりやすく、髭剃りがスムーズにできない可能性があります。
その場合、蒸しタオルで温めると、髭が柔らかくなり剃りやすくなります。
また、毛穴が開きやすくなり、剃り残しを防ぐ効果も期待できるでしょう。
- 蒸しタオルの作り方
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蒸しタオルは、全体的にしっかりと濡らしたタオルをやや固めに絞り、食品保存袋に入れ、電子レンジ(600W)で1分ほど温めると簡単に作れます。
電子レンジから取り出した直後は非常に高温になっているため、タオルが適温になるまで冷ましてから顔に当てましょう。
3.シェービング剤をまんべんなく塗る
シェービングフォームやジェルなどのシェービング剤をまんべんなく塗ると、カミソリの刃と肌の摩擦が軽減され、肌荒れ防止につながります。
また、シェービング剤には刃の滑りをよくする役割もあり、肌へのダメージも軽減されます。
保湿成分や抗炎症成分が含まれているシェービング剤を使うことで、さらに肌への負担を減らせるので、購入の際は成分表もチェックしてみるとよいでしょう。
なお、肌に塗るシェービング剤の量が少ないと、カミソリの刃が直接肌に当たり、摩擦が強くなるため、肌荒れを引き起こしやすくなります。
「シェービング剤を塗っているのに肌が荒れる」という場合は、適量をしっかりと塗れているか確認しましょう。
4.毛の流れに沿って剃る
髭を剃る向きによって、肌にかかる負担は異なります。
以下の流れで髭を剃っていくとよいでしょう。
(1)全体を順剃りする
髭剃り後の肌荒れを防ぐには、基本的に毛の流れに沿った「順剃り」を行うとよいでしょう。
カミソリの刃を肌に対してできるだけ水平に当て、毛の流れに沿って動かすと肌負担を軽減し、肌トラブルが起きにくくなります。
この時、カミソリの刃を強く肌に押し付けすぎると、肌を傷つけてしまうリスクが高まります。
肌が傷つくと炎症を引き起こしたり、黒ずみが生じたりする可能性があるため、注意が必要です。
髭を剃るときは力を入れすぎず、優しく肌を滑らせるようにしましょう。
(2)剃り残しが気になる部分だけ逆剃り・張り手を行う
毛の生えている方向に沿って剃ると、深剃りできないため剃り残しが起こることがあります。
その場合、剃り残しが気になる部分だけ毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」を行いましょう。
順剃りだけでは完全に処理できない髭も、逆剃りすることで確実に処理できます。
さらに、仕上げに「張り手」を加えるのもポイントです。
張り手とは肌を軽く引っ張りながら剃る方法で、毛穴に埋もれた短い髭まで剃り落とすことができます。
5.シェービング剤と髭を洗い流す
髭剃り後の仕上げとして重要なのが、シェービング剤と髭をしっかりと洗い流すことです。
シェービング剤や髭のすすぎ残しがあると肌へ刺激となり、肌荒れやかゆみの原因になります。
特に、肌にしっかり密着するタイプのシェービング剤は、洗い流しが不十分になりやすいため注意が必要です。
生え際、あご、耳の前などのフェイスラインは、しっかり洗い流したつもりでも、シェービング剤が残りやすい部位です。
洗い流した後、一度鏡を見て確認し、洗い残しがないか入念にチェックしましょう。
また、髭剃り後のデリケートな肌を刺激しないよう、洗い流すときは強く擦らないことが大切です。
擦りながら洗うと肌を傷つけてしまい、乾燥や肌荒れの原因になるため、優しく流すことを意識しましょう。
6.ローションやクリームで保湿する
髭剃り後の肌を整えるために、洗い流した後はアフターシェーブローションやクリームで保湿ケアを行いましょう。
保湿は肌の乾燥や肌荒れ、炎症を予防する効果が期待できます。
ローションで肌をしっかりと潤した後は、乳液やクリームを重ね塗りして水分を肌に閉じ込めることがポイントです。
乳液やクリームには、肌に必要な油分を補給し、ローションで与えた水分が蒸発するのを防ぐ働きがあります。
脂性肌の人は過剰な皮脂によるべたつきが気になるため、乳液やクリームの使用を避けてしまうことも珍しくありません。
しかし、肌が乾燥すると乾燥を補うために皮脂の分泌が活発になり、かえってベタつきの原因となります。
そのため、脂性肌の人も適度な油分を補うために乳液やクリームを使うことが大切です。
どうしてもベタつきが気になる場合は、油分量が少なく、さっぱりとした感触の製品を選びましょう。
- 髭剃り後に肌荒れしやすい人は抗炎症成分配合の製品がおすすめ
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特に乾燥肌や敏感肌には、抗炎症成分配合の製品がおすすめです。
代表的な抗炎症成分として、以下が挙げられます。
- グリチルリチン酸2K(グリチルリチンサンジカリウム)
- アラントイン
「髭を剃ると肌がヒリヒリする」「髭剃り後に肌が赤くなって痛い」といった炎症が気になる場合は、抗炎症成分配合のローションやクリームを取り入れてみましょう。
髭剃りで肌荒れを繰り返さないための対策
髭剃りで肌荒れを繰り返さないためには、適切な対策を理解し、日々実践することが重要です。
髭剃りをするたびに肌荒れしてしまう人は、ぜひ以下の対策を試してみてください。
- 髭剃りで肌荒れを繰り返さないためのポイント
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- 入浴時に髭剃りを行う
- カミソリの刃は清潔に保つ
- カミソリの刃は2週間程度で交換する
- 電気シェーバーに切り替える
ひとつずつ解説します。
入浴時に髭剃りを行う
「蒸しタオルで温めるプロセスが大変」と感じる場合は、入浴時または入浴後に髭を剃るのも有効な方法です。
シャワーや湯船の蒸気によって髭が水分を含んで柔らかくなり、剃りやすくなります。
また、温かいお湯や蒸気は毛穴を開かせるため髭が立ち上がりやすくなり、カミソリの刃でとらえやすくなります。
入浴時に髭を剃る際は、シェービング剤を使うこともポイントです。
シェービング剤を使うとカミソリの滑りが良くなり、肌荒れのリスクを減らせます。
ただし、髭を剃った後に、シャワーで洗い流すことは避けましょう。
シャワーの水圧が強すぎると、デリケートな肌に刺激を与えてしまい、角質層をさらに傷つける可能性があるからです。
加えて、お湯の温度が高すぎると肌に強い刺激となり、肌の乾燥や肌荒れを悪化させる恐れがあります。
洗い流す際はぬるま湯を使って優しく行い、肌を保護することが大切です。
カミソリの刃は清潔に保つ
カミソリを清潔に保つことは、髭剃りによる肌荒れを防ぎ、スムーズな剃り心地を維持するために重要です。
カミソリの刃に汚れや皮脂が付着したまま放置すると切れ味が悪くなり、肌に負担をかけてしまいます。
さらに、汚れた刃は雑菌が繁殖しやすく、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
髭剃りに使用するカミソリを清潔に保つためには、以下の方法を実践しましょう。
- カミソリを清潔に保つ方法
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- 1.使用後は必ず流水で洗う
- 2.軽く振って水気を切る
- 3.風通しの良い場所で自然乾燥させる
1.使用後は必ず流水で洗う
使用後のカミソリは、付着した髭の毛くずや石鹸カス、皮脂などを流水でしっかりと洗い流しましょう。
複数の刃の間に詰まった汚れも、ていねいに取り除くことが大切です。
2.軽く振って水気を切る
洗った後のカミソリは軽く振り、余分な水気を落とせばOKです。
カミソリを水で洗い流した後にタオルで拭くのは避けましょう。
刃に細かな傷がつき、切れ味が悪くなるからです。
強く拭きすぎると、刃の配列がずれたり、刃自体が曲がったりすることもあります。
3.風通しの良い場所で自然乾燥させる
使用後のカミソリを乾燥させる際は、浴室を避け、乾燥した場所で保管するようにしましょう。
湿気が多いと、カミソリの刃に錆びも発生しやすくなります。
錆びた刃は切れ味が悪くなるだけでなく、肌を傷つける原因にもなるため、注意が必要です。
カミソリの刃は2週間程度で交換する
肌荒れを防ぐために、カミソリの刃は2週間程度で交換することが重要です。
同じカミソリを連続して使用すると、髭を剃る度に細かな刃の欠けが生じ、切れ味が徐々に悪くなっていきます。
切れ味が悪くなると、同じ場所に何度も刃を当てる必要があり、肌への負担が大きくなるのです。
およそ2週間(14回程度の使用)を目安に新しい刃に交換すれば、スムーズな剃り心地を保ち、肌への負担も抑えられます。
ただし、交換時期は、使用頻度や使用状況によっても異なるため、2週間以内であっても剃り心地が悪くなったら早めに交換を検討しましょう。
特に、刃に錆びや欠けが見られる場合は肌を傷つけるリスクがあるため、すぐに新しい刃に取り替える必要があります。
電気シェーバーに切り替える
カミソリでの髭剃りで肌荒れに悩んでいる人は、電気シェーバーへの切り替えも選択肢の1つです。
電気シェーバーは直接肌に触れにくい設計になっているものが多く、肌への負担が少ないため、髭剃りによる肌荒れを起こしにくくなります。
一方、カミソリは直接肌に刃を押し当てる構造になっているため、肌への負担が大きくなりがちです。
基本的に、電気シェーバーは剃る前の洗顔やシェービングジェルが不要なため、手軽にひげ剃りができるのも魅力です。
電気シェーバーにはさまざまなタイプがあり、肌に沿うように設計されたものや、小さめのヘッドで小回りがきくモデルなどがあります。
自分の肌質や好みの仕上がりなどを考慮して電気シェーバーを選び、日々の髭剃りに取り入れましょう。
それでも髭剃りで肌荒れするなら医療脱毛がおすすめ
さまざまなケアをしても髭剃りで肌荒れが続くなら、医療脱毛を検討してみるのも1つの手段です。
医療脱毛を受けると、施術回数を重ねるごとに毛量が減少していくため、髭剃りの頻度を大幅に減らせます。
その結果、髭剃りによる肌への負担を大幅に軽減できます。
医療脱毛では、医師や看護師による事前カウンセリングを行い、肌の状態や毛質などを確認します。
個人の髭や肌質に合わせて最適な出力や照射時間を設定するため、肌への負担を抑えながら高い脱毛効果を得られるのです。
たとえ施術後に肌荒れが起きたとしても、医師による適切な診察や処置、薬の処方を受けられます。
医療機関での脱毛であれば、さまざまな肌トラブルへの対応も可能なので、重症化を防げるでしょう。
また、長期的な視点からも医療脱毛はコスパがよいといえます。
髭剃りに必要なカミソリやシェービング剤代を月2,000円と仮定すると、30年間では72万円もの出費になります。
JUNOの医療脱毛では、頬や首を含むヒゲ全体5回で7万5,000円です。
一時的な出費は大きくなりますが、長期的に見れば髭剃りに必要な費用を大幅に削減できるでしょう。
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「小西さやか著 日本化粧品検定協会監修「日本化粧品検定2級3級対策テキスト」(主婦の友社)
久留戸 真奈美, 塩原 みゆき, 菅沼 薫:シェーバーによる男性の肌荒れ計測
久留戸 真奈美, 中村 千春, 塩原 みゆき:ムダ毛の手入れと肌への影響ー脱毛器3機種とカミソリによる手入れの比較からー
高橋 康之:「保湿化粧品とその作用」(国立感染症研究所)
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